スポーツ推進委員(体育指導委員)を務めて今年3月で丸20年になる 平田 重吉さん 大山在住 59歳
常に全力 笑顔のランナー
○…市町村に委嘱され、地域のスポーツ振興を担う体育指導委員。スポーツ基本法の成立、施行に伴い名称は「スポーツ推進委員」に変わった。体育指導委員、スポーツ推進委員として20年にわたり活動を続け、現在は協議会の会長も務める。永年の活動が評価され、昨年11月にはスポーツ推進委員功労者表彰の文部科学大臣賞を受賞。「多くの方々のおかげで今までやって来られました」と振り返る。
○…大山に生まれた。幼少期から運動が好きで、中学では軟式テニス部に所属。高校、電機会社に入社後も競技を続け、目標だった企業対抗のテニス大会で見事に優勝した。「ここで競技スポーツに一区切りつけよう」と思ったが、26歳の時に出場した労働組合主催のマラソン大会で優勝しすぐに会社の陸上部に誘われた。その後、相模原市の駅伝大会でチームの7連覇に貢献するなど陸上でも活躍、35歳で引退した。
○…体育指導委員となったのはそれから数年後。これまで公民館との協働によるボーリング大会や大山小でのグラウンドゴルフの出前授業など、様々な催しを企画、実行してきた。週1回のウォーキング教室では小学生から60代以上の人が防犯パトロールを兼ねて一緒に地域を歩いている。「夢中で取り組まないと楽しくない。全力で行動し、その結果、地域のためになればそれが一番」と話す。
○…現在は母と妻、娘の4人暮らし。今年は定年を迎える。「もうあまり身体に無理はさせられないよ」と頭をかくが、第1回大会から連続出場中の大山登山マラソンにむけトレーニングにも余念がない。今後は委員として後進の育成などにも力を入れる。ますます奔走の毎日となりそうだ。「本当に楽しく活動しています」と笑顔を絶やさない。これからも明るく前向きに、競技に関わらず全力疾走を続けていく。
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