5月8日に行われた県商工会女性部連合会の主張発表大会で最優秀賞に選ばれた 津田 設子さん 岡崎在住 76歳
「まずやってみる」
○…「会長も終わったのに、こんな大仕事をすることになるとはね」。県内の商工会女性部がこれまでの活動を報告しあう「第8回主張発表大会」に伊勢原市を代表して出場した。昨年、東日本大震災をうけ市民むけに実施したダンボールを使った簡易トイレ作りの講習会について話し、最優秀賞に選ばれた。7月には茨城県で行われる関東大会に出場する。2010・11年度に女性部の部長を務め、今年4月に任期を終えたばかり。「関東大会も女性部の一員として責任をもって頑張りたい」と意気込む。
○…愛知県に生まれた。幼いころから服が好きで高校卒業後は専門学校で服飾を学んだ。地元の洋装店勤務を経て22歳で上京。デザイナーとして大手百貨店の仕事を請け負った。「苦労は多かったけど楽しかった」と振り返る。結婚は25歳。その後一男一女に恵まれ、37歳で伊勢原へ。現在は夫と不動産業に従事する。
○…仕事のかたわら、地域活動にも熱心でPTA役員や地元こども会の会長、青少年指導員などで活躍。「何事もやらずに判断せず、まずはやってみるのがモットー」だという。商工会女性部も同じ考えから。知人の勧めで05年に入会。「市内の商店街をより良くしていこうというメンバーの熱意を感じた。活動は魅力的だし仲間も増えた。入って良かった」と話す。
○…伊勢原に暮らして40年。明るい性格に、毎日仕事場には色々な人が訪れては大好きなまんじゅうを差し入れしてくれる。「たくさんおしゃべりして、おいしいものを食べることが私の健康の秘けつ」とにこやかな表情。今後については「とにかくまずは関東大会にむけてスピーチの練習を頑張らないと」と今度は真剣な表情で語る。取材中、どんな質問にも時間をかけて一生懸命に答えてくれた。そんな真っ直ぐな人柄が印象に残った。
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