伊勢原市子ども会育成会連絡協議会の会長を務める 磯部 千津子さん 市内小稲葉在住 52歳
地域のつながりを大切に
○…「子ども会は地域コミュニティの最初の入口。活動を通じて、子どもも大人も地域を好きになってほしい」。市内8地区、51の子ども会から選出された役員で構成される通称「市子連」、2期目となる会長を務める。「市子連の役目は、子ども会活動のバックアップです。安定した活動ができるように『つながり』を大切にして、子どもたちが楽しめる環境を作っていきたい」と笑顔で話す。
○…千葉県生まれ。高校卒業後、都内でインテリアデザインなどを学ぶ。建築士事務所で働き、結婚・出産を機に横浜市青葉区に。両親と一緒に住める場所を探して伊勢原にたどり着いたのが2000年のこと。何も知らない場所、「子ども会に入り、その行事を通じて地域を学ぶことができました」という。気が付けば2男3女の子だくさんママ。地域に慣れながら様々な経験を積んだことで、「もっと自分に知識があれば」と思いたち、市内の行政書士事務所で事務員として働くことに。今も家事と仕事に大忙しの毎日だ。
○…市内の子ども会加入率は減少傾向にあり、現在では全児童数の40%以下。「市内でも遊べる場所が減り、子どもも大人化してきている気がします。子どもが自分たちで考えて行動できるようにサポートする場所としても子ども会は必要」と力強く話す。親御さんに役員が大変というイメージが付いていることもあり、参加しやすい環境づくりも課題のひとつ。「役員をやって良い経験ができたという方も大勢います」。今後はOBの参加も視野に入れながら、各地域の子ども会の負担軽減をめざす。「市子連のある意味を伝えていきたい」と話した。
○…趣味は、子どもたちと一緒にやるお菓子作り。時間があればジャズなどの音楽を聴くことも。一番下の子どもも中学生となり、ひと段落かと思いきや「毎日、次から次へと何かが起きます。まだまだです」と微笑んだ。
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