伊勢原版 掲載号:2017年10月13日号
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厚紙を材料にした手作り甲冑を伊勢原に広めた

若林 紘一さん

伊勢原在住 77歳

情に厚い先駆者

 ○…10月14日、15日に開催される伊勢原観光道灌まつりで、厚紙とは思えないほどリアルで美しい甲冑を身にまとい、道灌公らと街中を練り歩く伊勢原手作り甲冑隊。この甲冑を伊勢原に根付かせ、隊の発足にも携わった。現在は副隊長としてパレードでは法螺貝を吹く。「隊には高校生から93歳まで114人が在籍。今年は隊員86人、サポート隊23人が参加する。皆に元気を届けたい」

 ○…甲冑との出会いは17年前、小田原で偶然目にした甲冑をまとった女性だった。「カッコイイ」と一目ぼれし声をかけると「厚紙です」とのこと。自分で作れることを知り小田原の手作り会に参加。翌年には北条パレードに伊勢原市民で唯一、自作の甲冑で参加した。すると知人ら5人が同じ教室に修行へ。「道灌まつりのパレードに参加して、まちおこしをしよう」と2003年に5人と共に隊を立ち上げ、その年の道灌まつりでパレードに初参加した。「観衆から『伊勢原の甲冑隊は素晴らしい』と褒めてもらうのが何より励みになる。仲間も増え、これが生きがい」と甲冑に込めた胸の内を明かす。

 ○…尼崎市出身。7歳の時に伊勢原へ。以来70年、市の発展とともに歩んできた。交通関係の企業に勤務し労務、総務などを経験。中でも忘れられないのが立て直しの命を受けて出向した先での事。「人員整理が苦しかった。親御さんに申し訳なくて」。退職者の求人探しに奔走し「自分だけ残れない」と自らも退職するつもりで上司に辞表を預けていた。情に厚い人だ。

 ○…阪神タイガースファンでお酒にも目がない。「若林、藤村の頃からのファン。でも球場に行くと必ず負ける」と目を細める。ライフワークの歴史小説執筆では京都に取材に出向くほど。「次は色っぽい作品を書きたい」。甲冑隊で年30回以上の催しに参加する。「まだまだ若い人には負けないよ」。元気の源は夢中になれるものの多さに違いない。

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