「負けるもんか」 わんぱく相撲横須賀場所
地元の小学生が熱戦を繰り広げた「わんぱく相撲横須賀場所」が先月27日、小矢部のわんぱく相撲道場で行われた。横須賀わんぱく相撲クラブと横須賀青年会議所(横須賀JC)の共催。男子は小学3年生、女子は小学4年生から6年生までの計218名が参加した。
会場には多くの観客が集まり、土俵際でのせめぎあいが起こると、観客からは「腰落として」「気持ちで負けたらダメだよ」などの声援が飛び交った。中には3分以上も決着がつかず仕切り直しをする場面や、負けた悔しさのあまり涙を流す子の姿もあった。
6年生の部で優勝したのは大囿瑠将(おおぞのりゅうしょう)くん(富士見小)。相撲の練習は「あんまり」と控えめだが、早朝自宅周辺を走って体力作りをしていたという。3年前から柔道を習い始め、現在は週に3日道場に通っている。今回の大会には柔道の指導者である根岸清道さんからの勧めで出場した。女子4年生の部で優勝した荒川音子(ねね)さん(北下浦小)とは同じ道場の仲間で、表彰式後友達らと共に互いの健闘を称え合った。会場に応援に駆け付けた根岸さんは「わんぱく相撲には毎年教え子が出場している。柔道も相撲も同じ武道なので通ずるものがあるのではないか」と話し、教え子たちの優勝を喜んだ。
各学年男子の部で優勝した大囿瑠将くん、小山空馬(くうま)くん(小5・衣笠小)、佐護祐樹くん(小4・衣笠小)は、横須賀代表として7月に両国国技館で行われる全国大会に挑む。
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