2月16日(水) 手づくりのオペラ東海大生が上演
東海大学の学生たちが脚本から演出、作曲、衣装まで全てを手がけたオペラ『CAMELIA(カミーリア)』が2月16日(水)、伊勢原市民文化会館で行われる。18時開場、18時30分開演。入場料1000円(全席自由)。
同大学で行われている「ミュージックアートプロジェクト」に参加した約100人の学生が手がけたもの。若い人が敬遠しがちなクラシック音楽を身近に感じてほしいと、2年に1度オペラ公演を行っている。3度目となる今回、総責任者となった小野田紗季さん(3年)は「たくさんの方に観に来てほしい。満員のお客さんを前に演じられれば嬉しいです」と話す。
グリム童話『手なし娘』が原作の『カミーリア』は、日本語で椿を意味する。下町で暮らす貧しいカミーリアが、最終的に王子様と結ばれるシンデレラストーリーだ。当日はオーケストラ40人、キャスト30人、裏方30人の総勢約100人で、親しみやすく楽しいオペラを上演する。
参加者は、音楽学課程を専攻している学生が多いという。劇中に流れる40もの曲は作曲を学ぶ学生が作り、声楽を学ぶ学生が歌い手に。演技に関しては専門外のため、観客に伝わるような表現方法などに苦戦しているそう。それでも「『楽しみにしているよ』って言ってくれる人がいたり、だんだんと作品が形になっていくのを見たりすると励みになるし、やる気が出ます」という。
公演まであと1ヵ月を切り、稽古にも熱が入る。「キャストはもちろんだけど、作品や関わった人みんなを観てもらえたら。幸せなストーリーなので、観に来てくれる方には幸せな気分になってほしい」と小野田さんは笑顔で話した。
チケットや詳細に関する問合せは東海大学チャレンジセンター【電話】0463(50)2504まで。
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