平成23年度の平塚店舗コンクールの審査結果が3日に発表され、生活の道具なべや(一般小売業の部)とHair Make RITA(飲食・サービス業店の部)が最優秀賞に選ばれた。審査は店の内外装や照明、色彩、商品陳列、接客などの項目で行われ、今年度は22店舗がエントリーしていた。
生活の道具なべや(紅谷町3─19)は明治6年創業の老舗で、湘南スターモール商店街に店を構える。店内には、家庭用品が賑やかに並べられている。
同店の社長で、市商店街連合会会長の升水一義さんは、「気軽に立ち寄ってもらえるように入口はオープンにし、商品の見やすさや回遊性を考慮して”ウィンドウショッピング”も楽しんでもらえるような陳列にしています」と話す。
店には、IHヒーター対応の調理具といった現代のニーズにあわせた商品が並ぶ一方、洗濯板や亀の子束子といった昔ながらの品を求める客も多いという。
升水さんは、「昔の呉服屋はお客さんの家の箪笥の中まで知っていたと言いますが、買い物で会話が生まれ、顔の見える関係の中で商品をお勧めできるのが専門店の魅力です」と話していた。
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Hair Make RITA(中原1─13─11)は今年3月に改装オープンした、3階建ての美容室。
1階は男性向けに茶系の色調で落ち着いたヘアサロン、2階は白を基調とした女性用ヘアサロン、3階はエステコーナーと、ニーズごとにフロアを分けて営業している。店内に流れるBGMも各階で変更するこだわりようだ。
店長の福本悟郎さんは「フロアを分けることによって、家族皆で来店することができる」と話す。首の圧迫を防ぐ為にシャンプー台には特殊な枕を装備したり、個室の施術空間を設けたりと、利用者の目線に立ったサービスにも力を入れているという。
豪華で隠れ家のような外観だけでなく、「常にお客様のことを考えた接客サービス」も今回の評価に繋がった。
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