富士見小学校の創立記念日だった17日、地域のお年寄り40人が学校を訪問し、小学1・2年生と給食の時間を過ごした。児童と高齢者との「ふれあい給食」は、今回で3回目。富士見地区社会福祉協議会(大町功会長)が主催した。
学校を訪問した高齢者は、1・2年生8クラスの教室に分かれ、児童と一緒に給食を囲んだ。児童は、初対面のおじいちゃん、おばあちゃんに興味津々の様子。年齢や好きな色、家の場所など、質問を浴びせながら箸を進めた。
大町会長は「核家族が多くなり、祖父母の世代と子ども世代が触れ合う機会は少なくなった」と、今回の訪問の理由を語る。参加した今井昭子さんは「富士見地区は、他所の子どもでも悪さをしたら叱るような風土があると思う。こうして顔の見える関係になるのは大切なこと」と話した。
当日は、高齢者が児童に富士見の昔話をする時間も設けられた。石田美江子校長は「小学校の昔話もしていただいた。何よりも子どもがお年寄りの手を引いて一緒に手洗場に案内したりと、優しい気持ちになっていた」と目を細めていた。
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