平塚市は3日、新市庁舎の2期工事予定地の土壌汚染について、42カ所を詳細調査した結果、33カ所で鉛の基準値(150㎎/kg)超過があったと発表した。
土壌汚染に関しては、昨年3月までの調査で1期工事範囲38地点、2期工事範囲14地点に鉛の基準値超過が報告されていた。
そのため、市は現在着工中の1期工事で、汚染土を掘削除去して対応。1期工事終了後、現庁舎を取り壊して進める2期工事でも同様の対応を迫られそうだ。
新庁舎建設地をめぐっては、1期工事範囲で汚染土のほかに、旧海軍火薬廠時代のものと見られる地中埋設物が見つかり、今年3月に埋設物を撤去するなどとして、工事請負契約を約8億8千万円増額した。
本紙の取材に対し市担当課では、2期工事範囲の地中埋設物についても、部分的な掘削調査や試験的にエコー調査も現在進めているとし、新庁舎整備の全体的な工事費や工程など、今後の調査結果も踏まえて検討していくとしている。
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>