愛犬家が「フン起」 糞の処理道具を発明
東真土在住の安藤洋子さん(71)が、散歩中に犬のフンを受け止めるための道具を発明した。犬のお尻の下に構えて糞を受ける、その名も「らくらく簡単フンキャッチャー」。身の回りにあるものを活用し、主婦ならではの視点を生かした。
土台には、ホームセンターなどで購入できる太めのワイヤーを使用。カンパンの缶やお酢の瓶の周りにワイヤーを一周させて、きれいな円を作る。
持ち手には使用済みのボールペンを使い、台所用水切りネットを水糸でワイヤーに縫い付け、小さな虫取り網のような形に。「中のビニール袋を交換するだけでずっと使えるんですよ」と、安藤さんは自信作に胸を張る。
自身も13才になる犬を飼っており、ビニールに手を入れて直接拾っていたフンの始末を「もっと衛生的に、簡単にできる方法はないか」と長年考えていたという。また、駐車場や道路に落ちたままのフンや、散歩中の人が土に埋めている姿、ビニールには入れるもののそのまま放置していく瞬間を見るにつけ、「便利な道具さえあれば、他の飼い主もフンを持って帰ってくれるに違いない」と、奮起した。
「フンをそのままにするのは義務違反。とはいえ、大変な作業なのも事実。少しでも飼い主の負担が軽くなれば」と、依頼があれば材料費(百円)程度で製作も請け負うという。問い合わせは安藤さん【電話】0463・54・3075(午後6時〜9時まで)。
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