相模湾で獲れるソウダガツオや平塚産の青ネギなど地場産の食材を使用した「七夕まつりみやげ」が、市内に飲食店を構える(有)いしけんフードサービスと、燻製工房を営む(株)モスギャングによって開発された。24日に平塚ラスカで開催された第3回産業活性化セミナーでお披露目され、試食会も行われた。
新たな「七夕まつりみやげ」の開発は、市が県水産技術センターや農業技術センターなどと連携し、2年程前から進めてきた。地場産食材を有効に活用し、新たな湘南ブランドを創出しようという試みだ。
ソウダガツオと青ネギを使用したふりかけの開発を依頼されたのは、いしけんの石川賢一さん。「料理や惣菜を作るのとは勝手が違った」と話す石川さんはノウハウを一から学び、試行錯誤を続けてきた。
完成したのは、つくだ煮タイプのふりかけ。常温保存で日持ちするという条件を満たし、料理人として素材の持ち味を活かすことにこだわった。すでに商品化され、ラスカ地下の同店で販売している。
モスギャングの杉岡巖さんは、燻製商品の開発を担当。この日は調味料の漬け込み具合や乾燥度を変えた数種類のソウダガツオの燻製と、同じく相模湾で獲れる魚「シイラ」の燻製をお披露目した。
「燻製は一番日持ちがするシイラを考えていたが、ソウダガツオも評判がいい。杉岡さんと話し合い、検討したい」と、市農水産課では話している。七夕まつりでのみやげ販売について同課は、「観光協会ブースでの販売など、販売方法は検討中」と話した。
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