市内在住・在学の学生らに地元で職を探してもらおうと取り組む市民団体「ひらつか青春塾連絡協議会」(水嶋一耀(かずあき)会長)が23日、大学生向けセミナー「面接の極意」を開いた。
講師に招かれたのは、地元企業のサン・ライフとタウンニュース社の面接担当者。就職活動を控える15人の学生が受講し、講師のパネルディスカッションや模擬面接などを通じ、面接のコツなどを学んだ。
模擬面接では、面接官役の講師が本番さながらの様子で学生に質問。面接を終えた学生は講師や青春塾のメンバーから「一つひとつの話を端的にした方がいい」「ネクタイの色が淡いかも」など、面接で印象を高めるための助言を受けた。
神奈川大学4年の鈴木寛太さんは「就活のプラスになる素材をいただいた。活かせるようにしたい」と手ごたえを感じた様子。講師役のサン・ライフ人事課長、木村秀之さんは「当社は地域密着の会社なので地元の人材は欲しい。熱心な学生を見て、人材が地域で育っていることに感心した」と話していた。
同会の水嶋会長は「地域を元気にするために、地元の学生に平塚で就職してもらいたい。人材の”地産地消”だ。そうした学生が一つの山を越える助けになれば」と語っていた。
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