「大きくなぁれ」 児童がヒラメの稚魚放流
港小学校の5年生約120人が23日、湘南ベルマーレひらつかビーチパーク沖でヒラメの稚魚を放流した。
平塚市漁業協同組合(後藤勇組合長)による事業の一環。子どもたちは沖合に停泊させた4隻の船の上から、小さなバケツで5cmほどの稚魚を海に放した。放流された稚魚は神奈川県栽培漁業協会から購入・提供された計2千尾。
同組合でも同日、1万5360尾の稚魚を放流した。ヒラメの放流は1992年から継続して実施されており、ヒラメの漁獲量増加につながっているという。
稚魚は1年後に約35cm、400gに成長する。放流直後は投げ釣りでも簡単に釣れてしまうため、同組合では「小さなヒラメが釣れたら海に戻してもらえるようお願いしています」と話す。今後はイベントなどに合わせてマダイ、カサゴ、ハマグリの放流も計画している。
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