神大生主催の宿泊研修 地元小中学生ら11人が参加
地元の子どもたちに地域との結びつきを深め、親しみを持ってほしいと、神奈川大学の学生で構成される「土沢盛り上げ隊」が1泊2日の宿泊研修「吉沢に泊まろう!」を企画。8月24日から吉沢公民館、同大学湘南ひらつかキャンパスなどで行われた。吉沢散策や昔遊び体験、大学生体験など吉沢地区の施設を利用して子どもたちは楽しみながら学んだ。
参加したのは吉沢小学校の4年生4人、5年生2人の6人と土沢中学校の3年生5人。中学生は総合学習「探究」の中で学んだ吉沢の伝説などを題材にしたナイトウォーク「吉沢の地獄めぐり」を企画。会場となった延命寺の文化財「閻魔大王像」や吉沢の伝説に出てくる大蛇にちなんだお化けに扮して小学生を驚かしながら、地域の歴史に触れるきっかけを作った。
他にも朝食や夕食づくり、もらい湯など地域の人と連携するプログラムを企画。最終日に行われた落合克宏市長との座談会で小林優輝くん(5年生)は「調理の時ナスを回し切りにするのを教わったのが良かった」と話し、白砂翔琉(しょうり)くん(4年生)は「紙でっぽうで遊んだのが楽しかった」と目を輝かせた。
子どもたちの笑顔を前に、学生代表の小野有未(ゆうみ)さん(同大3年生)は「地域の人が大勢協力してくれたおかげ」と感無量の表情で宿泊研修の成功を喜んだ。
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