平塚駅西口第3駐輪場で自転車の貸し出しを行う平塚レンタサイクルが、休業日にあたる日曜・祝日の試験営業を行っている。
利用者はアンケートに記入し、寄せられた回答は運営する平塚市まちづくり財団が事業の改善に役立てる。同財団は「道路渋滞の軽減にもつながり、新たな交通手段として活用してほしい」と、利用者拡大を期待する。
貸し出し事業は、駅周辺の放置自転車対策として1980年に開始した。駐輪場には400台の自転車が用意され、1日200円の一時利用と、1カ月2670円の定期利用が選べる。
同財団によると、試験営業初日の19日は57台、20日は86台、26日は47台を貸し出した。「天候の影響も受けやすい。通常営業の土曜日に比べて、平均より利用者はやや少ない」(担当者)。
20日の台数が伸びた理由については「高校野球の試合などもあり、会場まで自転車を利用した人がいたのでは」といい、「湘南ベルマーレの試合日程と重なると、利用者が伸びる傾向にある」と現状を分析する。
平日と土曜日に営業していることもあり、市外の通勤通学者が利用者の大半を占める。一方で、市内の利用者数は少ないという。「(レンタサイクルを)知らない人も多いのでは」と管理業者PGLジャパンの山田幸夫さん(66)は指摘する。
初めてレンタサイクルを利用した横浜市在住の幕井一樹さん(49)は「観光がてら市内を周れてよかった。自転車に変速ギアがあれば助かる」と話していた。
休日の試験営業は9月27日まで実施している。貸し出し時間は午前6時半〜午後10時まで。
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