リーグ戦開幕から未だ勝ち星のない湘南。5試合で0勝2分け3敗と低迷しているが、手も足も出ないかと言えば決してそうではなく、きっかけがつかめさえすれば一気に浮上する期待を抱かせる内容の試合が続いている。
だからこそ捲土重来を期して挑んだ甲府との一戦だったが、キックオフからわずか5分、リーグ戦初先発のGKベラピが一度ははじいたボールを押し込まれてしまう。ベラピが主審に相手のハンドを主張する微妙な判定だったが、結局覆ることなく先制点を許す。 出鼻をくじかれながらも、試合は相変わらず湘南ペース。前半はネットを揺らせなかったものの、スピードにのった攻撃でシュート本数を次々と積み重ねる。
そして後半に入ってまもなくの57分、PKを獲得。これを高山が冷静に決めて振り出しに戻す。長谷川アーリアジャスールも投入され、縦パスと走力をいかした湘南スタイルで甲府を圧倒。それでも、最後の決定力を欠き、次の1点が遠い。
このまま試合終了かと思われた後半ロスタイム、一瞬の隙をつかれてゴールを許すと、さらにもう一点を追加されて万事休す。1対3で敗れ、ついに最下位へと転落した。
内容で勝っていただけに悔しい敗戦となったが、選手に下を向かせないためにも、今こそサポーターが団結して力を発揮する時だ。
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