平塚警察署(石井孝署長)は10月19日、振り込め詐欺を防いだ平塚信用金庫南口支店の和田愛さん(33)、三井住友銀行平塚支店の平田雅俊さん(53)に感謝状を贈呈した=写真。
平塚信用金庫では9月16日、70代の女性が定期預金を解約し250万円を引き出そうとしたことを不審に思い、詐欺を防止した。和田さんは「急いでいる様子で冷静になってほしかった」と話し、息子の職業など具体的な質問を投げかけた。
三井住友銀行では9月27日、息子を語る詐欺に巻き込まれた70代男性の被害を連係プレーで食い止めた。預金350万円を引き出そうと午前中に来店した男性に「一度息子さんに確認を」と諭し帰宅させた。再度来店した際のかたくなな様子を不振に思い、積極的に声をかけた。
平塚署管内では今年度24件の振り込め詐欺被害が発生。被害総額は7758万円に上る(10月24日現在)。
生活安全課の陶山瞬警部補(34)は「詐欺の電話はいつかかってくるか分からない。他人事とは思わずに受け止めて、高額なお金の要求があったら家族や警察に相談を」と呼びかける。
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