空気が乾燥して火災の危険性が高まる冬場を迎え、市消防本部・消防団が一丸となって防火対策を呼びかけている。
同本部によると、今年市内で発生した出火件数は47件(14日現在)。昨年1年間より16件少ないことが分かった。
出火件数が減少した理由に同本部は、コンロ火災が例年より少ないことを挙げ「消防訓練や予防運動、子供への注意喚起などの地道な啓発が実を結んだのでは」と語る。
一方で、昨年に引き続き今年も出火原因の多くが放火だったことから「不要なものをしまって、夜間のごみ出しを控えるなど日頃の備えを徹底してほしい」と注意を呼びかけていた。
予防課では▽ストーブなどの暖房器具を使用する時は、付近に燃えやすいものを置かない▽テレビや冷蔵庫などの電気プラグを清掃する▽寝たばこは絶対やめるといった対策を周知している。
担当者は「煙が出ている、変なにおいがするなどの異変に気が付いたら、すぐに『119番』。どこで、何が、どのようになっているのか慌てずに教えてほしい」と喚起する。
同本部では、歳末火災特別警戒(12月25日〜31日)に合わせ、広報車両で火災予防の放送を流しながら市内を巡回する。
29日には、小学5・6年生で構成される少年消防クラブがららぽーと湘南平塚で、のぼり旗を使った火災予防運動を行う。午後4時30分〜5時30分。
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