災害が発生した際に市福祉会館に設置され、支援ボランティアの受け皿として機能する「災害時ボランティアネットワークセンター」。有事に備えたセンターの開設訓練が10月29日、同所で初めて実施された。
最大震度7の地震発生から72時間が経過し、家屋倒壊や火災が市内数カ所で発生した想定で実施された。 訓練には市や市社会福祉協議会、ひらつか災害ボランティアネットワークの関係者らおよそ30人が参加し、センターの設置から受け入れたボランティアの保険加入の手続き、派遣先の選定、派遣など一連の流れを運営側役とボランティア役に分かれて確認した。
有事の際、被災者からの要請は電話やファクス、メールなど通信可能なインフラが利用され、担当者が通報をもとに派遣依頼表を作成。倒壊ブロック塀の除去、炊き出しの手伝いなど、ボランティアの役割は多岐に渡る。この日は事前に用意された依頼表に沿ってボランティア役に広域地図で派遣先を指示するなどした。
主催した市社会福祉協議会の光野邦彦さん(49)は「参加者のアンケートをもとに、ボランティアの方がより活動しやすいような受け入れ体制を強化していきたい」と話した。
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