中ドアにも整理券発券機とＩＣ読み取り部がある
神奈川中央交通（株）と（株）湘南神奈交バスが秦野市内で運行している路線バスの乗降方法が、10月29日（月）の始発から中乗り・前降り方式に変更となる。新方式の導入で、途中バス停での停車時間短縮が期待される。
変更となるのは、神奈中伊勢原営業所秦野操車所と湘南神奈交バス秦野営業所管内の全路線で、秦野市内では小田急線の秦野駅、渋沢駅、東海大学前駅、鶴巻温泉駅を発着する全系統が対象となる。
路線バスに乗車する際、これまでは前ドアから乗車し前ドアから降車する方法だったが、通勤時間など乗降者が多い場合、乗車までに時間がかかるケースがあった。
変更後はバス側面にある中ドアから乗車し、前ドアから降車する。これにより、降りる人を待たずに乗車できるようになるため、途中バス停での停車時間を短縮でき、スムーズな運行が期待できるという。なお、変更に伴い運賃支払い方法は後払い方式に統一となる。
中ドアにも整理券発券機とＩＣカード読み取り部が設置されており、乗車の際、現金や定期券の場合は整理券を取り、ＩＣカードを利用する場合は専用の読み取り部にタッチする方法は変わらない。神奈中では今後、バス車内のポスターなどで周知するほか、主要な停留所を中心にチラシの配布などを通じて、新方式の導入をＰＲするという。
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