秦野市では、妊娠期から出産、育児まで継続的な支援を行うため、「母子保健コーディネーター」1名を4月から市健康づくり課親子健康担当に配置した。関連して、妊娠届出書の提出先を現在の戸籍住民課から健康づくり課に変更するための準備を進めている。変更は7月を予定。
母子保健コーディネーターは、妊娠や育児不安、産後うつ病等、産前産後の様々な相談に乗りながら支援につなげ、包括的な支援を行うことが目的。
母子健康手帳の交付時の妊婦との面接が支援のスタート。悩みを抱える妊婦が早期から相談でき、健全な子育てや虐待防止にもつながるという。
妊娠届出書の提出先変更へ
秦野市では現在、妊娠届出書は戸籍住民課の窓口で受理。その後、原本が市健康づくり課親子健康担当(市保健福祉センター内)に集約されている。
妊娠届には、妊娠の診断を受けた施設名を記入する欄やいくつかの質問も用意されている。記入内容を担当課の保健師らが確認し、電話や訪問して必要な支援を行っている。しかし、中には支援が必要とされる人でも1度も連絡がつかない場合もあるという。
妊婦と1度も顔を合わせることのないままでは継続的な支援は難しいとし、市では妊娠届の提出先を7月から健康づくり課親子健康担当へ変更するための準備を進めているという。
変更後もこれまでと変わらず、妊婦本人または代理者が直接窓口に同書を提出する。新たな取り組みとして母子健康手帳の交付時に同書の内容に沿って同コーディネーターらがヒアリングを行い、妊婦自身の不安等を確認。同時に様々な母子保健サービスの情報提供を行っていく。代理者の場合は、代理者に話を聞き、後日、妊婦本人に確認の連絡をする予定だ。
母子保健サービスの相談窓口の中心となる母子保健コーディネーター。妊産婦・新生児訪問を担当する職員らとの連携も強化し、途切れることのない支援体制づくりを進める。
担当課では、「悩みがあれば1人で抱えないで気軽に声を掛けて欲しい。お父さん、お母さん、家族みんなが子育てを楽しく行えるよう利用して欲しい」と話している。
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