秦野市は渋沢保育園をしぶさわ幼稚園へ移設して、こども園化させる。調理室など増改築を行い5月ごろから工事が開始され、10月には新たに「しぶさわこども園」として生まれ変わる。
市内で5番目
秦野市では就学前の子供の良質な教育・保育環境の確保や、「はだの教育プラン」に基づいた「幼・保・小・中一貫教育」の推進、行政の効率化などを目的に、幼稚園と保育園の一体化を推進してきた。同施設は、市内5番目のこども園として、これから整備が実施される。
一体化にあたっては現在のしぶさわ幼稚園の余剰教室が充てられるという。5月ごろから工事が始まり、夏休み中を中心に増改築を進め、10月上旬には新たにしぶさわこども園としてスタートする計画だ。
調理室など増改築を実施
市では同幼稚園のこども園化にあたり、今年度約2億700万円の予算を計上。保育園の場合は給食を提供する必要があるため、同幼稚園内に新たに調理室を設ける。また昼寝のための寝具の収納や、「ほふく室」の床暖房など、保育園施設ならではの設備が必要なため、様々な改修作業が必要になるという。また、これと併せて現在空調を備えていない部屋に空調設備も導入され、トイレも改修される。その他、これまでの4園に設置されたものと同様の小型の常設プールも設けられるという。
将来は混合保育を視野に
10月に試行期間として運営が始まる同こども園では、同時に神奈川県に申請を行い、来年4月には他の4園同様に「幼保連携型認定こども園」となる見込み。幼稚園と保育園が同じ施設に入るため、従来のこども園では、幼稚園のカリキュラムに保育園の園児が参加するなどしてきた。同園でも同様に交流を図っていくという。「将来的には混合保育として一緒の幼児教育を行っていきたい」と市保育こども園課では話す。
さらに、移転後の渋沢保育園跡地については、民間保育園の誘致などを進めるという。同課では「民間の活力を生かしてさらなる待機児童の軽減につなげたい」などと話す。
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