秦野市内初の女子学童野球チーム「秦野桜エンジェルス」が6月7日、初出場した神奈川県女子学童選抜野球大会でベスト4に入った。キャプテンの山口優生菜(ゆきな)選手(小6・秦野ドリームス所属)と石井萌選手(小6・同)は県選抜チームのメンバーとして全国大会への出場も決まった。
第2回となる今大会には横浜・川崎・相模原・鎌倉などから18チームが出場。秦野は昨年、厚木・伊勢原との合同チームで参加したが、単独での参加は今回が初めてだ。
桜エンジェルスは2015年4月に秦野市初の女子学童野球チームとして結成。市内在住の女子児童約30人が所属し、今大会には3年生以上のメンバー20人が登録。日頃はそれぞれが所属する少年野球チームで練習に励んでいるが、大会前1カ月間は土日に合同練習をし、1泊の合宿も行ったという。
今大会、桜エンジェルスは初戦で川崎の中原ルーキーズを3-2、2回戦で横浜のサルビアガールズに10-9と接戦をものにした。準決勝は前大会に続き優勝した横浜オールウエストに1-16で敗れたが、初出場でベスト4入りを果たした。
加藤文彦監督は「投手に力のある守りのチーム。攻守共に伸びに期待したい」と大会を振り返った。キャプテン兼エースの山口選手は「皆で元気よく力を発揮でき楽しめた」と話した。
県選抜チームに2選手
同チームの山口選手と石井選手は今大会での活躍から、神奈川選抜YAMA(やま)YURI(ゆり)のメンバーに抜擢された。やまゆりは県内の有力選手で構成され、8月に埼玉県で開かれる全国大会NPBガールズトーナメント2015への出場が決まっている。
2人は共に秦野ドリームスに所属する小学校6年生。山口選手は「ピンチになればなるほど力を発揮できる」投手で、加藤監督は「県でもエースになれる力量の持ち主」と評価。県選抜チームにショートとして選出された石井選手は、肩の強いオールラウンダー。バッティングでも活躍が期待されている。
「全国大会でもリズムよくストライクをばんばん決めていきたい」と山口選手。石井選手は「守備では積極的にボールを取りにいき、バッティングでは強い打球を心掛けたい」と意気込みを語った。
2人は7月12日(日)、市中央運動公園野球場で開かれる高校野球県大会予選の始球式にバッテリーとして参加することが決まっている。
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