極真空手の国際親善試合「2015ワールドシニア空手道選手権大会」が11月23日に東京体育館で行われ、秦野市南矢名在住の鈴木隆之さん(45歳・2段)が組手45歳以上-(マイナス)70kg級で優勝した。全日本3位を2回経験する鈴木さんだが、国際大会での優勝は初。
大会で同階級には日本、ベラルーシ、ロシアから各地域の覇者など15人が顔を並べた。1試合2分のトーナメント戦で鈴木さんは3連勝し、決勝戦へ。相手はベラルーシの強豪で鈴木さんと同じく突きを得意とする選手だ。
試合は激しく打ち合う一進一退の展開。後半、「このままでは形勢不利では」と考えた鈴木さんは、普段あまり使わない上段回し蹴りを1度試み、続けざまに上段回し蹴り、前蹴り、後ろ回し蹴りを繰り出した。ポイントにこそならなかったものの、3対1の判定勝ち。鈴木さんは「目の前の試合の事しか考えていなかった。今後も地道に稽古に励みます」と話した。
鈴木さんが極真空手を始めたのは12年前。動機は長男が生まれたことだった。「子どもが大きくなったら礼儀や精神力を身に着けるため、空手をやらせたくて。自分がやっていれば自然に始めてくれるのではと考えました」。稽古を重ねるうちに、父の背中を見て長男、そして長女も一緒に通うようになったという。
鈴木さんを指導してきた極真会館西湘支部の福田達也支部長は「鈴木さんは高い実力を持ちながらなかなか優勝できず、それでも続けてきた。昇段への意欲もあり、支部の皆が良い刺激を受けています」と話した。
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