10月3日から10月9日までに、神奈川県下で交通死亡事故が8件発生している。このうち2件は秦野警察署(横山俊二署長)管内で起こっており、同署ではドライバーや歩行者などに注意を呼び掛けている。
秦野警察署管内では、2014年に交通死亡事故が9年ぶりにゼロとなったが、昨年は3件発生。今年は、10月に交通事故が立て続けに起こり、死亡者数はすでに昨年同数の3人になったという(10月10日現在)。
同署の山口敏彦交通課長は、「加害者はもちろん、中には被害者が起因となる事故もある。ルールを守ることで防げる事故が多くあるので、自転車や歩行者含めしっかりと交通ルールを順守してほしい」と話す。
高齢者の事故平均上回る
神奈川県下で10月10日までに発生した人身事故件数は、相模原署の873件が最多で、厚木署、大和署と続く。秦野署では285件が発生しており、その中で高齢者(65歳以上)が関連する事故は35・1%(100件)を占め、県下平均を3・9ポイント上回っている。特に、歩行中の事故が多く、同署によると明るい服を着用したり、反射材を身に付けるなどが自己防衛に有効という。
また、近年では加害者となる場合も増加しており、秦野署では秦野市交通安全対策協議会などを通して自治会や老人会などで交通安全教育を行い、高齢者の意識向上を呼び掛けている。
日没後に急激に屋外の明るさが変化する「薄暮の時間帯」は、運転や歩行に支障をきたしやすいといわれている。自動車の前照灯や自転車のライトなどを早めに点灯することで、自分の運転する車両の存在をアピールすることができる。秦野署では、「これからの時期は暗くなるのが早く特に運転には気を付けていただきたい。事故防止に協力を」と訴えた。
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