秦野市の大日堂(蓑毛721)に安置されている県指定重要文化財「木造大日如来坐像」などが、2017年1月1日(日)に特別公開される。時間は午前7時から午後3時まで。
大日堂は隣接する宝蓮寺(東島礼美(あやみ)住職)が管理している。宝蓮寺縁起によると742年に聖武天皇勅願所として建立された。
元日に拝観できるのは、いずれも県や市の重要文化財に指定されている貴重な仏像。
頭部から体部が1本のヒノキで作られた像高199・5cmの「木造大日如来坐像」は、県の重要文化財に指定されている(1974年)。推定製作年代は平安時代。胸の前で左右の手を組み、智拳印と言われる印を結んでいる。同仏像の左右には市重要文化財の4体「釈迦如来坐像」「阿弥陀如来坐像」「宝生(ほうしょう)如来坐像」「阿閦(あしゅく)如来坐像」が鎮座しており、5体合わせて「木造五智如来坐像」と呼ばれている。
像高228cmの「木造聖観音菩薩立像」(市指定重要文化財)も1本の木材から切り出されたもの。制作は平安時代と推定される。
これらの仏像の特別公開は、8月に開催される閻魔詣や、市が文化財保護強化週間に合わせて実施する市指定文化財公開の時期に行っている。
元日の公開は、地元の有志で組織された秦野みのげ文化の会(加藤仁美会長)が同寺に提案し2014年から続けている。当日は甘酒もふるまわれる予定。
公開に先立ち12月25日(日)午前9時からすす払いを実施。同会では参加を呼び掛けている。希望者は掃除ができる服装で軍手などを持参する(申し込み不要・問い合わせは同会の田代さん【電話】0463・81・0311へ)。
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