市内7カ所目となる子育て支援センター「ぽけっと21ミライエ」が2月1日から開設される。定住化促進住宅「ミライエ秦野」(秦野市曽屋687の37)の1階部分に設置されるもので、若者夫婦・子育て夫婦を対象とした同住宅のコンセプトを踏まえ、子育てしやすい環境をつくるほか、既存施設の空白地となっている北地区などからの利用者を見込む。
「ぽけっと21」は乳幼児(0〜2歳児)を持つ保護者が自由に来室し、乳幼児の遊び場と保護者同士の交流を行う場として運用されている。1996年にしぶさわ幼稚園内に1カ所目が開設され、その後、大根幼稚園、すえひろこども園、はだのこども館、保健福祉センターに設置されてきた。
市は2015年度から2019年度までの5カ年計画で「秦野市子ども・子育て支援事業計画」を策定。この中で地域子育て支援拠点事業として既存の5カ所に加え「ぽけっと21」を2カ所増設することを計画に掲げており、2015年10月には西幼稚園内に「ぽけっと21にし」を開設した。
今年度、さらに1カ所増設することになっていたが、設置場所については様々な検討がされたという。その結果、現在同施設が近くにない北地区等の住民へのサポートと併せ、若い子育て世代の定住化促進につなげることを目的に「ミライエ秦野」内に開設することを決めた。市子育て支援課によると「これまでは公共施設に設置していたが、今回は公営住宅ということで未知数の部分がある」としながらも、1日平均30〜40人程度の利用を見込んでいるという。
天井に空の絵を描き開放感を
「ぽけっと21ミライエ」の敷地面積は約80平方メートル、天井には空の絵が描かれており視覚的な開放感を演出しているという。開設日は2月1日からの毎週月・水・土曜日の週3回で、時間は午前10時から午後3時。対象者は未就園児とその保護者で、「ミライエ秦野」の居住者以外も利用できる。他の施設同様に子育てアドバイザーが2人以上常駐しており、育児の相談に応じてくれるほか、プレイルームで自由に乳幼児を遊ばせたり、保護者同士で交流を行うことができる。
「ぽけっと21」の利用者は年々増加傾向にあり、2015年度の合計利用者数は3万4427人。1日平均42人が利用している。保健福祉センターは不定期開設で、その他は週3回開設。「ぽけっと21すえひろ」のみ、市内唯一の常設センターとなっている。
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