地域や職場でスポーツの普及、発展、振興に貢献したスポーツ関係者を文部科学大臣が称える「生涯スポーツ功労者」に秦野市曲松在住の横川光雄さん(72)が選ばれ、10月6日に東京都霞が関で表彰を受けた。
生涯スポーツ功労者は、各都道府県の教育委員会や(公社)日本体育協会、(公財)日本レクリエーション協会の選考を経て、国に推薦される。審査・推薦の基準は、10年以上スポーツの普及や奨励のための取り組みや指導に尽力した人で、おおむね40歳以上。現在もスポーツを熱心に指導している人であることなどが条件となっている。
この表彰は1958年に始まり、昨年までに5162人が表彰を受けている。2017年度は全国からスポーツ少年団やレクリエーション協会、陸上や体操、ボウリングなど様々な競技団体で長年尽力した156人が選ばれた。
横川さんは会社員として働く傍ら、秦野市渋沢スポーツ少年団のバレーボール部(渋沢VSC)の指導者として、また、市や県のスポーツ少年団の役員として活動を支えてきたことから、今回(公社)日本体育協会の推薦を受けたという。
きっかけは娘の入団
1983年から子どもたちにバレーボールを教えている横川さん。娘が渋沢VSCに入団したことで、保護者として手伝いに通っているうちに、コーチを頼まれるようになったという。
1987年から15年間、秦野市スポーツ少年団の本部委員を務め、その後副本部長に。2007年から現在まで本部長として事業の企画・運営を担っている。
また、2004年からは神奈川県スポーツ少年団常任委員として指導者育成事業の展開に尽力。認定資格を持った指導者に加え、団員のまとめ役となる中高校生など若い世代の「リーダー」の育成にも力を入れている。
横川さんはこれまでを振り返り、「少年団の子どもたちが一生懸命練習に励んでいるので、忙しくても苦だと思ったことはなかった。中学生のときにリーダーとして活動に参加していた子が大人になり、就職して指導者としてチームに戻ってきた姿を見ると、嬉しいです」と話した。
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