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(株)日電社 災害FM局に機材提供 ノートPC(パソコン)・マイクなど15品目寄贈 大船渡市の貴重な情報源に

公開:2011年6月2日

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市が運営母体となって放送
市が運営母体となって放送

 相模原市と友好関係にある大船渡市(岩手県)が震災を機に立ち上げたFM局で機材不足に陥ったことから、市内で電気業を営む「株式会社日電社」(田所文男代表取締役・南区文京)が放送に必要な物品を寄贈した。品物は4月下旬から順次配送され、先月6日に完了した。

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 開局したFM局「おおふなと さいがい エフエム」(78・5MHz)では、機材不足が深刻化し、放送が困難な状況だった。ほどなく大船渡から相模原市に機材提供の依頼があり、市は同社に調達を相談。同社が主旨に賛同し、支援として寄贈する運びとなった。提供機材は、ノートパソコンやCDレコーダー、マイク、ヘッドフォンなど15品目25式にも及ぶ。今回のように、市および市内の業者が放送局の設備を支援するのは、これまで例がない。

スタッフ一同「感謝」

 現地のFM局では、1日4回2時間に渡り、ボランティアのアナウンサーらが番組を放送中。内容は主にライフライン、天気、災害復旧活動で、陸前高田市のニュースも流れる。すでに現地では、貴重な情報源として徐々に定着しつつあるようで、応援活動に出向中の市職員によると「スタッフたちは感謝の言葉を口にして、毎日元気に放送しています」と話している。今回の寄贈に際して、田所社長は「お役に立てればと寄贈しました。一日も早く平穏な日々が来れば」と復旧への思いを語った。
 

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