世界一 相模原に報告 なでしこ・岩清水梓選手(市内在住)が凱旋 特別顕賞も
「相模原のなでしこ」が堂々凱旋――。サッカー・女子W杯ドイツで日本を世界一へと導いた立役者の一人、DFの岩清水梓選手が先月28日、相模原市役所を訪れ、市民およそ350人を前に優勝を報告した。市からは、相模原市スポーツ特別顕賞も贈呈された。この特別表彰は、昨年の「JAXAはやぶさプロジェクトチーム」に続き2例目となった。
報告会の会場となった正面玄関ロビーには、陣取った大勢の報道陣、岩清水選手をお祝いにかけつけた市民らであふれ返った。熱気と歓声が飛び交うなか、花束を受け取った岩清水選手は「すばらしい仲間に感謝しています」と最高の結果を振り返った。
特別顕賞の贈呈後、市民との質疑応答も行われ、「代表GKの海堀あゆみ選手が同い年で仲良し」「子どものとき、足元が下手だったけど、足は速かった」と語り、会場をなごませた。
リーグに「足運んで」
会の後は、報道陣に囲まれ取材攻めとなった岩清水選手。決勝の延長後半の終了間際に退場したシーンについて、「いかなければゴールされると思った」と回想し、9月からの英五輪予選に向けては「今度は試合を支配できるようにしたい」と抱負を述べた。最後に、市民へのメッセージとして、「なでしこリーグの会場に足を運んで応援してください」と笑顔で答えた。
次節は今月7日(日)のJEFL戦(千葉県・市原臨海競技場)。岩清水選手は近く、所属するベレーザ(日テレ)とプロ契約を結ぶ計画も浮上している。
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