神奈川県央の5市(相模原、大和、座間、海老名、綾瀬)で構成される「ボーイスカウト県央地区」(中村俊雄協議会長)が発足30周年を迎え、来月3日(祝)に相模原麻溝公園で地域交流イベントを行う。初実施となる一般参加の地区ラリーでは、これまでの活動の魅力をPRし、周知する考えだ。
同団体は、キャンプやボランティアなど青少年育成活動に精力的に取り組んでいる。現在、メンバーは地区全体で1688人。活動の魅力アップを目的に指導者研修を徹底するなど、少子化の中でもメンバー数は維持できているという。
こうした中、今回は30周年を記念し、これまでの活動内容を広く知ってもらおうと、一般参加の催しとしては初のスタンプラリーを行う。幼稚園年長から小学5年生を対象とした体験コーナーなど親子で参加できる内容。中村協議会長は「実際の活動を見て、ぜひ体験して欲しい」と話し、多くの参加を呼びかけている。
被災地支援も
被災地支援にも力を注ぐ。宮城県石巻市を中心に、団体メンバー延べ145人が5回現地を訪れ、計15カ所の避難所や仮設住宅で遊び場の提供や甘味を振舞った。現地は冬支度に入っているため、同団体では11月にもチームを派遣し、炊き出しを行う予定。県央地域の枠を超え、今後も活動の幅を広げていく方針だ。
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