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相模原市 寄附で市政参加身近に 30事業から選択可能に

社会

公開:2012年7月19日

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 相模原市は3日から、『暮らし潤いさがみはら寄附金』制度をスタートした。新制度では市が取り組む30事業の中から寄附先を選ぶことができるようになった。税金の控除と合わせ「実質的に税金の一部について使い道をご指定いただくのと同様の効果があります」と市財務課では賛同を呼びかけている。

 寄附金は額に限度はなく、市を「応援したい」という気持ちがあれば在住先や年齢に関係なくできる。本市ではこれまで、社会福祉基金、国際交流基金など11の基金が寄附を受け、2010年度には約2200万円が集まった。しかし、厳しい財源の中でより多くの人の関心を集め、市政参加を促すようにと2011年度から制度化を含めた条例の施行を検討。その後、議論を重ね7月1日に『相模原市寄附金積立基金条例』が施行された。

 新制度で寄附者が使い道を選べるのは11分野30事業。これまでの基金に寄附する形から、さらに踏み込んで、より充実させたい事業を選ぶことができる(表参照)。寄附金のうち、2000円を超える部分については、確定申告することで「一定限度まで住民税と所得税を合わせて全額が控除」される(条件により異なる)。寄附金は原則として翌年度以降に指定された事業に活用されるという。

 制度がスタートし、2週間で寄附は2件。現在は、市の広報紙への掲載や公共施設などにパンフレットを設置し周知に努めている。同課では「多くの方に興味を持っていただき、寄附を通して市政に参加してもらいたい」と話している。
 

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