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相模原市の「住みたい度」 全国で2番目の上昇率に 地盤で評価 人口流入も増

公開:2013年1月1日

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 相模原市の居住意欲度が全国で2位の伸び率になったことが地域ブランドの調査機関・ブランド総研の市町村ランキングでわかった。住宅購入の際、全体での順位も2011年度の178位から72位に上昇した。伸び率1位は、昨年東京スカイツリーが開業した墨田区。

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 居住意欲度とは、その土地での「住みたい度」を数値化したもので、市は観光地やリゾート地が上位に並ぶ「まちの魅力度」に比べ、市民生活上の現実的な数値ととらえている。

 今回の上昇を受け、市はその要因を地盤に求めた。大手不動産の関連会社が公表した住宅購入の際に重視する希望条件の調査(2011年7月)で、地盤と答えた人が84・5%に上ったためだ。実際に、今年7月に完成する国内最大の物流倉庫が市内を拠点にしたのは、強固な相模原台地に着目したのも一因とされる。さがみ縦貫道・相模原愛川ICの3月開通など利便性の向上も見込めることから、こうした企業集積も今後増加していく見通しだ。

 市の人口も、マンションや住宅開発などで増え続けている。中央区では、2013年に新たに誕生するマンション(淵野辺)やエコを主体とした分譲住宅(光が丘)の販売が今春開始。昨年から販売している淵野辺の大型マンション2件を合わせると、全体で1000世帯にも及ぶ。

 南区でも相模大野駅の再開発事業をはじめ、2社が複合型マンションを次々に売り出す予定。市内全体で大型開発が進むと同時に、商業施設も建つことから、相乗的な人口増加が予想される。こうした人口の流入の動きは周辺自治体と比べても珍しいという。

 市のシミュレーションでは、10年後も人口流入が続くと予想している。
 

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