はやぶさ2応援 催し続々 市挙げて打ち上げ後押し
市内で6月9日(日)から「相模原はやぶさウィーク」として、関連催事が続々と企画されている。小惑星探査機はやぶさ打ち上げから10周年を迎え、来年にははやぶさ2計画を控えていることから、その機運づくりがねらいだ。子どもから大人まで宇宙を身近に感じてもらいながら、はやぶさ2打ち上げを市を挙げて後押しする。
はやぶさウィークは、帰還を記念して制定されたはやぶさの日(13日(木))を挟む16日(日)までの8日間。ボーノ相模大野で開催される、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の教授陣10人によるリレー講演会を皮切りに、はやぶさグルメ・グッズの販売、市立博物館でのプラネタリウム、全天周映画など多くの催しが用意されている。
今回の企画の背景にあるのは、2014年に打ち上げが予定されている「はやぶさ2」の推進と機運づくりだ。はやぶさ2は2010年に地球への帰還を果たし、日本中を感動の渦に巻き込んだ「はやぶさ」の後継機。太陽系の起源・進化と生命の原材料物質を解明するため、小惑星からの砂を地球へと持ち帰る任務に挑もうとしている。はやぶさで培った技術と経験をどう生かすのかといった点も注目されている。
市はこれまで、JAXAが市内に立地している利点を全面に押し出し、淵野辺の商店街が開発したはやぶさグルメの試食会や、潤水都市さがみはらフェスタなどで宇宙、はやぶさをテーマにした様々な企画を展開。はやぶさ2計画の実施を後押ししてきた。打ち上げのカウントダウンが迫る中、市を挙げて計画を盛り上げようと、催しを通じて協力に援護する構えだ。
企画では、講演に加え、宇宙にちなんだメニューが登場する「はやぶさ給食」の提供もあり、幅広い年齢層に宇宙、はやぶさをアピール。広く関心を集める。
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