中央商店街 「こけ丸」普及へ法人設立 関連商品の開発、供給へ
相模原中央商店街協同組合(横山房男理事長)は、7月中旬にも同商店街の下部組織「こけ丸商品開発研究所」を立ち上げる。こけ丸焼きやプリンなど同商店街のマスコットキャラクター「こけ丸」に関連した商品の開発や製造、供給が業務。専門組織を置くことで、こけ丸商品の安定供給をめざす。
これまでこけ丸の商品開発は、組合員が案を出し合い、商店街の理事会などで協議、決定してきた。製造・供給などの窓口は、同商店街事務局が務めている。そのため、短期間のイベントでは商品供給などに対応できたが、継続的な販売を可能にするには本業を持つ組合員だけでは限界があった。同研究所には専属の職員を置き、法人化することなどを検討中。横山理事長は「商品が必要になった際、いつでも対応できるようになる。開発力強化にもつながる」と説明する。
コスト面の負担軽減狙う
こけ丸は同商店街(=民間)の私的なキャラクターのため、広報誌などでPRするミウル(緑区のイメージキャラクター)などと比べ、宣伝費用などコストが課題だ。同商店街では研究所の商品をヒットさせることで、市も率先してこけ丸を活用するようになり、コスト面の負担も改善されるのではと見込む。研究所立ち上げに併せて「こけ丸の森グリーンカレー」の販売や食べ歩きマップの配布、写真コンテスト開催も予定。市全体でこけ丸ブームを作り出す。
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