女子サッカーチーム「ノジマステラ神奈川相模原」の今シーズン開幕戦が5日、相模原ギオンスタジアム(南区下溝/相模原麻溝公園競技場)で行われ、現在、チャレンジリーグ(全国2部)に所属するステラはセレッソ大阪堺レディース(昨年13位)に3―2で勝利を挙げた。11月まで行われるリーグ戦で優勝すれば、日本女子サッカーのトップリーグ、なでしこリーグに昇格する。
チャレンジリーグ準優勝の場合でも入れ替え戦で勝てば、昇格が可能。リーグには16チームが参加する。
ステラはデジタル家電販売大手「株式会社ノジマ」(本社横浜市)のグループ企業「株式会社ノジマステラスポーツクラブ」(南区新戸)が運営する。ノジマ創業の地が相模原市であったことから2012年2月、相模原をホームとしてチームを発足させた。
チームには現在、19選手が所属。監督、コーチらスタッフは5人。選手はそれぞれノジマ各店舗などに勤務しており、午後から相模川近くにある専用グラウンド(ノジマフットボールパーク)に集まり汗を流している。昨年はじめてチャレンジリーグに参戦して4位。2選手が退団・引退、今年、3選手が加わった。
ステラには下部組織があり、サッカーに励む「未来のなでしこ」たちの大きな受け皿にもなっている。
昨年4月に開校したアカデミーのU12スクール(12歳以下)には年中から小学6年生まで27人の園児・児童が在籍。U15チーム(アヴェニーレ・15歳以下)には24選手、U18チーム(ドゥーエ・18歳以下)には20選手が所属している。中学生以下、高校生以下チームへのセレクションには県内外から約100人のサッカー少女が集まったそうだ。
なお、トップチーム・MFの吉見夏稀選手が3月、U23日本女子代表に初選出され、スペインでのラ・マンガ国際大会で3試合に出場した。「代表ユニフォームに袖を通し、整列したときは緊張しましたが、試合が始まったら、いつも通りに落ち着いてプレーが出来ました」と吉見選手は話していた。
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