W杯日本戦、競技場でPV(パブリックビューイング) 15日(日) 岡野氏招き対談も
相模原ギオンスタジアム(旧相模原麻溝公園競技場)で6月15日(日)、サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本の初戦となる対コートジボワール戦のパブリックビューイング(PV)が開催される。主催はSC相模原(望月重良代表)。当日は、劇的ゴールで日本をW杯初出場に導いた元代表の岡野雅行氏を迎え、同じく代表経験を持つ望月氏との対談企画も実施。観客の大声援と両者のトークで、日本代表の勝利を後押しする。
PVイベントは、J3のSCが「地元相模原で、サッカー熱を盛り上げたい」と企画。代表戦の行われる6月15日(日)に、ギオンスタジアムをホームとする同クラブが主催試合を予定していたことから、実現に至った。市内でのPVはこれまで、2011年のサッカー女子W杯や2012年のロンドン五輪などの際に開催されたことはあったが、大型のオーロラビジョンを持つ競技場での開催は初めて。PVでは、競技場南側ゴール裏の芝席を開放。縦7・2メートル、横17・2メートル、734インチの大型スクリーンで試合を楽しめる。
加えて、当日の日本代表戦の試合開始前とハーフタイムには、「野人」の愛称で知られ、現在J3のガイナーレ鳥取のGMを務める岡野氏と、SCの望月氏とのトークショーを実施。元代表同士が、試合の展望や解説、代表時代の思い出などについて語り合う様子をスクリーンで放映する。スタジアムでの応援とトークショーで、遠い地で戦う日本イレブンを盛り上げる。
市内初の競技場での開催とあり、市民の期待値は高い。南区在住の市川和磨さん(24)は、「地元でPVがあるのは嬉しい。ぜひ行ってみたい」と、早くもイベントを心待ちにしていた。
PVは、午前10時開始(8時半開場)。前売り券(大人700円、小・中・高300円)は同クラブ事務局のほか、各コンビニで販売される。先着4900人。売上金の一部は、大船渡市へサッカー用具などとして寄付される。問い合わせは同クラブ事務局【電話】042・810・7777へ。
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