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相模原中央商店街 アートで町おこし 11月に路上芸術祭

公開:2014年9月4日

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 美術・芸術の力で町おこしを――。市役所に隣接する相模原中央商店街協同組合(横山房男理事長)は11月16日(日)、大がかりな屋外アートイベント「こけ丸商店街ペインティングパフォーマンスグランプリ2014」を実施する。これは市役所前の道路を歩行者天国にし、BGMとともに大きなキャンバスに即興で絵を描くもので、芸術のまち「中央商店街」を大々的にアピールする。

 「美術・芸術のまち」をテーマに、早くから特色あるまちづくりに取り組んでいる同商店街。その一環として2005年度から毎年行う「絵本コンクール」が、今年10周年を迎えたことを機に、節目の催しとして企画されたのが今回のイベント。相模原消防署前交差点から市役所前交差点までを歩行者天国にする大規模なアート祭となる。出場者の自由な発想や表現力を通して、「芸術をより身近に感じて欲しい」という思いを込める。出場者は会場に設置された高さ2・4m×左右3mのキャンバス張りパネルに筆やスプレー、チョークなどの道具を用いて、その場で描く。プロによる審査員票と来場者による投票でグランプリが決まる。参加者の募集等は現在検討中。

 このほか、筆、スプレー、チョークのプロによるパフォーマンスを予定。桜美林大学のソングリーディング部「CREAM」など、近隣の大学や高校も協力。同商店街のゆるキャラで市のシティセールスサポーターを務めるこけ丸も会場を盛り上げる。市内の農産物など地産品が並ぶ軽トラ市や大船渡支援のさんま祭りも同時開催される。

芸術のまちより鮮明に

 これまで同商店街は、ねぶたカーニバルの会場となるほか、ブロック塀やフェンスを利用して小学生の絵画を展示するなど、美術や芸術に触れる取り組みに力を入れてきた。商店街内には、陶芸や舞踏教室なども存在する。しかし、JR相模原駅から距離があり、外部から日常的に人を呼び込むまでには至っていない。同駅北口が開発される前に、「人の流れを創らないと取り残される」という危機感もある。同商店街の横山理事長は「『こけ丸』と『アート』を共通点に商店街に統一感を持たせ、芸術に関心を持つ新たな人の流れを創りたい。今回のイベントもその一環」と話した。

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