地元小売商店・飲食店への卸売拠点の役割を担う他、一般消費者にも販売を行うなど、相模原の「台所」として新鮮な食材の提供に努める「相模原綜合卸売市場」(中央区東淵野辺4の15の1)。暮れの贈答品や正月準備に一段と賑わいを見せる中、今年も年の瀬の大売り出しが開催される。
JR古淵駅から徒歩約10分、国道16号線沿いに立地する相模原綜合卸売市場。鮮魚や精肉、青果、海産物、漬物から卵や麺、包装に至るまで、約40の専門卸売商社が所狭しと軒を並べる。産地と消費者を結び付けて50年、市民の台所は歳末の大売出しに向けていっそう活況を帯び、毎週土曜日の一般開放日には家族連れなどで混雑する度合いが増してくるという。
この時期、例年根強い人気を集めるのが、マグロやタラバガニ。牛肉やかまぼこ、だて巻き、のりなども堅調に売れていく。「贈答用に求めていかれる方も多く、ラインナップにも工夫を凝らしてご期待にそえるよう頑張っています」と同市場の樋口場長は話す。市場ならではの値段の安さに加え、少量でも求めやすい敷居の低さも一般客に親しまれる理由の一つだ。
「最近は、販売だけでなく、新鮮食材を使った飲食サービスを始めた店もできました。行列ができる人気店になっており、ご来場の際、のぞいてみるのも楽しいのでは」と市場の新たな魅力もアピールする。
12月28日(日)〜30日(火)午前中は、毎年恒例となった年の瀬の風物詩、歳末大売り出しを予定。正月用品などを全店卸売価格で一般来場者に提供する。「人気の品は例年早く売り切れます。専門店ならではの品揃えをぜひご堪能ください」と同市場。
詳細および問い合わせは【電話】042・752・4183へ。
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