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「桜の守り人」を養成 景観保全へ 市内初

文化

公開:2015年1月15日

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桜の普及はシティセールスの重点戦略
桜の普及はシティセールスの重点戦略

 市がシティセールスの一部に掲げる桜の景観を保全するため、相模原市さくらさくプロジェクト推進協議会はこのほど、桜の管理・維持を担う「桜守(さくらもり)」の育成に乗り出す。市内では初。管理者の高齢化が進む中、将来的な桜のプロフェッショナルを育てていく考え。

 同協議会は、相模原市シティセールスの重点戦略である「桜の普及」を目的として、一昨年7月に発足。相模原市観光協会や相模原市まち・みどり公社などの公益4団体で構成され、桜を通じたコミュニティの形成をめざし活動している。昨年3月にはプロジェクトの第一弾として、市内の代表的な桜の名所9地区・20カ所の見どころを紹介した「相模原市さくらマップ」を刊行していた。

 こうした中、事業の新たな取り組みとして、「桜守」の人材育成を企画。桜守とは、桜の植樹から枝切などの手入れまで幅広く行い、管理・維持に努める文字通り「桜の守り人」のこと。特に日本三大名所の一つに数えられる長野県高遠の桜の桜守や、日本各地の名桜を見守る佐野藤右衛門さんらが有名。市内ではこれまで、名所として名高い稲生(緑区)などで「桜を守る会」として活動を進める団体や個人がおり、各地区で桜の保護・育成にあたっていた。一方、維持管理にあたる人の高齢化が進んでいる現状もあることから、今回、将来を見据え桜の知識を有するプロフェッショナルの育成に乗り出すこととなった。

 事業の推進にあたり同協議会では、桜に関する基本的な知識を学ぶための育成講座を開催する。同講座を受講した人を桜守会員として登録し、会員は今後、植樹活動や維持管理活動などに積極的に参加していく予定。同公社の担当小林さんは「まずは桜に興味を持ってもらうことが大事。若い人たちにも参加して頂ければ」と話している。

 講座は1月31日(土)午前10時〜正午、杜のホールはしもと(緑区)で行われる。参加費無料。市内在住・在勤・在学の小学生以上が対象(小学生以上は保護者同伴)で、先着30人。希望者は同公社へ電話かFAXで申し込みを。

 問い合わせは同公社【電話】042・751・6624へ。

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