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子どもたちが「1日店長」に フリマで勤労体験企画

教育

公開:2015年7月23日

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物販やワークショップなどで夢中になって取り組む子ども
物販やワークショップなどで夢中になって取り組む子ども

 女性の手仕事などの趣味を生かした起業をバックアップするためのアドバイスや、フリーマーケットの開催を行うグループ「どこでもマルシェ」(小林明世代表)は8月23日(日)、メイプルビル(千代田)で「こどもまるしぇ」を初開催する。それぞれのブースで、子どもたちが「店長」となって店をやり繰りすることで、労働の対価を得る経験やモノを大切にする気持ちを培ってもらうのがねらい。

 子育てサロンでボランティアをしていた小林代表。「ママ友」が増える度に、それぞれが生み出すハンドメード品の質の高さに感銘を受け、それを出店できる場所を作ろうと今年、「どこでもマルシェ」を企画した。「仕事や子育てに時間をとられがちなママも、趣味で作ったものを喜んでもらえる場所を作ってあげたいと思った」と小林代表。既に2回のマルシェを市内で開催し、盛況のうちに終わった実績を持つ。

 今回、「こどもまるしぇ」の開催は息子のひと言がきっかけ。「以前から、8歳になる息子のいつきとフリーマーケットに遊びに行くたびに、『お店をやりたい』と言っていたのを思い出して、ちょうど夏休みだからと企画しました」。そこで、毎月1回のフリーマーケット開催の実績があり、小林代表も買い物に利用していたというメイプルビルに企画を持ち込んだ。同イベントでは、子どもたちが「1日店長」を務め、保護者がサポート。自分の店で何を販売するか、どう陳列するかや値段設定などは全て子どもたちが決める。人に喜ばれることを考えさせ、金銭や価値の適切な感覚を磨くのが目的で、「お金を稼ぐことを通して、人やモノを大切にしてもらいたいんです」と小林代表は話す。

 当日は30ブースがビル内に並ぶ予定で、参加予定の子どもたちはそれぞれ個性豊かなアイデアを出し合っているという。不要になった玩具や絵本を販売したり、ワークショップの開催を予定している店舗も。「子どもたちの豊かな発想と大人たちの豊富な経験によるアドバイスで、親子の会話が増えたら」と小林代表はイベント開催に期待を寄せている。

 現在、出店者を募集中。詳細は「どこでもマルシェ」公式LINE(http;//line.me/ti/p/%40fmi9795z)か、小林代表【携帯電話】090・4131・7965へ。

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