相模原綜合卸売市場 一年納め、歳末の活況 年の瀬恒例、大売り出しも
一般消費者も利用できる地元の卸売拠点「相模原綜合卸売市場」(中央区東淵野辺6の15の1)。相模原の「台所」として新鮮な食材の提供に努める同市場には、年が押しつまるにつれ、暮れの贈答品を買い求めたり正月の準備を済ませようとしたりする一般客で活況を呈する。年末3日間は恒例の大売り出しを実施、今年も一段と賑わいを見せる見込みだ。
鮮魚や青果、精肉、海産物など、35の専門商社が軒を並べる綜合卸売市場。JR古淵駅徒歩約7分の国道16号沿いに立地する同市場は、毎週土曜日の一般開放日ともなると、新鮮な旬の食材を手頃な値段で求めようとする一般客で混雑する。販売に加え、新鮮素材を使った飲食サービスも始めたことで、家族連れなども増えてきているという。
「最近は少量をお求めになって帰られる方も増えています。とにかく気軽に話しかけてください。値段が書いてない商品も思わぬお手頃価格だったりすることもあります」と同市場の樋口場長。同市場では、歳末の28日(月)から30日(水)の午前中に、毎年恒例となった年の瀬の風物詩「歳末大売り出し」を開催。年末年始に特に人気が高いマグロやカニ、牛肉など全品を卸売価格で提供する。「人気の品は例年早い者勝ちという感じです。品揃えも充実しています。ぜひ市場の雰囲気を味わいにおいで下さい」と話している。詳細は【電話】042・730・3011へ。
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