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補給廠(仮)南北道路 暫定供用に向け整備 16年度予算案に経費計上

社会

公開:2016年3月3日

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 市は、相模総合補給廠の一部返還地と共同使用区域を南北に縦断する(仮称)南北道路の暫定供用に向け2016年度当初予算案に経費を計上し、予算案が可決された後、整備を進める方針だ。南北道路は今後暫定供用が開始される共同使用区域などへのアクセス道としてだけでなく、JR相模原駅北側の住民にとって同駅への利便性が向上するといった観点でも重要であることから、市では早期の供用開始をめざし関係機関との調整を進めていく。

 南北道路は、14年9月に実現した補給廠一部返還地17ha上の2haに相当する敷地を利用して整備され、完成すれば町田街道とJR相模原駅をつなぐ全長900mの市道となる。これまで、補給廠北側の住民が同駅へ行くには迂回する必要があるなど不便をきたしていたことや、町田市との円滑な往来に向けたアクセス向上が求められていた。そこで市は、早急に道路整備に取り組み、共同使用区域に整備される「スポーツレクリエーションゾーン」のなどの供用開始を待たずして、暫定的な道路として利用実現を急ぐ考えを示していた。

 こうした中、整備を進める上で撤去する必要があった道路計画予定地上にある家屋5棟(空家)と、樹木約50本について、市は土地を管理する国に対し、これらの撤去を繰り返し要請してきた。その結果、昨年8月に国との協議がまとまり、財務省が15年度中に撤去を完了させることで両者が合意。今年に入り、それらの撤去が終わったことを受け、市は16年度当初予算案に必要な経費を計上し、南北道路と、それに接続し補給廠の共同使用区域と一部返還地の間を通る全長550mの(仮称)東西道路も併せて暫定供用をめざす運びとなった。

 整備される両道路は片側一車線の車道と歩道を備える。南北道路の南端はJR相模原駅北口付近まで延伸される形で整備される。一方、東西道路は南北道路から向陽小学校東交差点へと接続される予定だ。

 今後、市では予算案が可決された後、4月以降、道路の整備を進めながら警察などと信号や交差点の設置などについて検討を行う方針。道路が完成し、設置が整い次第、順次供用を開始する。

 両道路は、返還地の整備計画の策定により、行政施設や商業施設など具体的な施設の配置が確定した際に、車線の増設を含めて再整備される予定だ。
 

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