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飛び込み地元出身選手 坂井丞(しょう)さん、リオ内定 五輪初出場 「必ずメダルを」

スポーツ

公開:2016年3月3日

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初の五輪出場を決めた坂井選手=ミキハウススポーツクラブ提供
初の五輪出場を決めた坂井選手=ミキハウススポーツクラブ提供

 2016年ブラジル・リオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねた「FINAダイビングワールドカップ競技大会」がリオデジャネイロで2月19日から24日にかけて行われ、男子板飛び込みで相模原市出身の坂井丞選手(23/ミキハウス)が自身初の五輪代表を決めた。坂井選手は12年のロンドン五輪予選で7位となりながら派遣を見送られた経験があるが、本紙の取材に対し「4年間、ずっと引きずっていた。リオ五輪では必ずメダルを取りたい」と話している。

 坂井選手は、相模大野生まれの23歳。麻布大学附属渕野辺高校(現・麻布大附高)を卒業後、日体大に進学し、現在はミキハウスに所属している。両親はともに指導者で、姉と妹も選手というまさに飛び込み界のサラブレッドだ。

 最終予選を兼ねた2月の大会には、同じくミキハウス所属で、すでに代表に内定している寺内健選手(35)とともに出場。高さ3メートルの板から6回飛び込み、合計点を競う「男子板飛び込み」で、予選を414・50点の12位で突破した。その後、準決勝に臨むも、379・25点の16位で決勝進出は果たせなかったが、準決勝で16位以内に入ることなどを定めた日本水泳連盟の選考基準を満たし、初の出場を決めた。

 坂井選手は大会を振り返り「内容は悪かったけど、運を味方にした感じ。悪いながらもあきらめずに演技できたことが今回の結果に繋がったと思う」と話した。

恩師「心待ちにしていた」

 高校時代の3年間、坂井選手の担任を務めた麻布大附高の飯田敦往(あつゆき)教諭は「待ち遠しい報告をやっと受けた。心待ちにしていた」と声を弾ませた。学校生活をとても真面目に過ごしていたという坂井選手は、この頃から身体能力が高くスポーツ万能だったという。内定決定後、坂井選手とはまだ話をしていないというが、「おめでとう、やっと努力が実ったなと、声をかけてやりたい」と話す。最後に坂井選手へ向け「リオでは思い切って、悔いなく自分の力を発揮してほしい」とエールを送った。

 坂井選手は今後、3月末に代表合宿を控え、カナダなどでの大会を経て本番に臨む。坂井選手は「やっとスタートラインに立てた。全てをやり直す気持ちで、五輪では必ずメダルを取りたい」と力強く話した。

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