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南橋本で「横丁」スタート 南橋本商栄会 新たな挑戦 

社会

公開:2016年9月29日

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客と会話を弾ませる農家ら(上)、販売された野菜=22日
客と会話を弾ませる農家ら(上)、販売された野菜=22日

 南橋本商栄会は22日から、JR南橋本駅前(西口)で「相模原湖水地方野菜」を販売する「駅前みはなし横丁」をスタートさせた。同事業を起爆剤に目玉となる地域イベントを定着させることで、町を盛り上げていくねらいがある。今後は定期的に開催していく予定。

 同地区には以前「みなはし商栄会協同組合」があり、地域の一大イベントとして「みはなしサンバ」などで盛り上がる「味(あじ)彩(さい)まつり」を毎年開催していた。しかし、同行事は資金繰りが厳しくなり2011年以降休止に。その後、同組合も解散となり、その機能を引き継ぐ形で14年に「南橋本商栄会」が設立された。

 メンバーは30、40代が中心。お互い年齢が近いこともあり意見交換も活発で、会議では「若手の力で地域を代表するようなイベントをやりたい」という気運が高まっていた。

 横丁を考案したのは会員である森山勝徳さん。緑区藤野町で催されている「ビオ市」に訪れた際、緑区津久井地域で栽培された農薬や化学肥料を使わない「相模原湖水地方野菜」を販売する農家らに出会ったことが契機となる。森山さんは「市がとても良い雰囲気だった。これは地域の人に喜んでもらえる」と、南橋本での販売を農家に要請し、実現に至った。

 初日となった当日はあいにくの雨にもかかわらず、約30人が訪れ好評を博した。テント下には20種類以上の相模原湖水地方野菜やハーブが所狭しと陳列され、ハーブティーの試飲も行われた。農家と会員、地域住民の間では、食材の調理方法などで会話が弾み、交流が図られていた。

 同事業は今後も定期的に開催していく予定で、次回の開催は10月13日(木)、午前10時から正午まで。今後について森山さんは「横丁に来た人に商栄会のお店も利用してもらうことで、町を活性化していきたい」と意気込みを語った。
 

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