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市12月補正予算案 教育環境整備に重点 市内全小・中、空調完備へ

政治

公開:2018年11月22日

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 市はこのほど、市内の小学校26校に対する空調設備整備事業や台風24号災害復旧費を盛り込んだ2018年度12月補正予算案を発表した。総額は35億1800万円で、そのうち空調設備整備事業と小中学校内のブロック塀の再整備事業で17億900万円を計上。教育環境の整備に重点を置いた形となった。

 予算案では、国の補正予算により新たに創設された「ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金」を活用した空調設備整備事業費として16億6400万円を計上。大野台中央小や夢の丘小、淵野辺東小など空調設備が未設置の小学校26校に対して設置を行う。これにより市内の全小・中学校の普通教室に空調設備が整うことになる。市担当課によると設置工事は、来年の夏休み明け頃までには完了する見通しだという。

 教育環境の整備費としてはこのほか、小中学校その他整備事業費として4500万円を計上。これも同交付金を活用し、小中学校内の危険なブロック塀を撤去し、新しく11校でボールあてを、6校でフェンスなどを設置する。

 併せて、台風24号による被害を受けた施設を復旧するための費用およびすでに復旧した施設に充用した災害復旧費を補てんするための費用として6億1900万円を計上するとともに、道路維持管理計画事業費として9000万円を計上。台風24号によって大規模な土砂災害が発生し、現在も通行止めの状態が続いている国道413号の山間地の斜面状況を確認するための緊急点検や地質調査、対策工の設計などを来年7月までに行う。国道413号は、緊急輸送道路に指定されている重要路線であり、2020年の東京オリンピックの自転車競技で使用されることから、早期の対応として実施される。

 加えて、今年7月末から関東地方を中心に風しん患者が増加したことや国から風しん対策の協力依頼があったことから、風しん抗体検査と予防接種の対象者を拡充するための個別予防接種事業費を計上。抗体検査の対象者を「妊娠を予定または希望している未経産婦」から「妊娠を予定または希望している女性」として拡充。新たにその配偶者と妊婦の配偶者についても対象とする。同時に、使用するワクチンを見直し、原則として、風しん単体ワクチンから麻しん風しん混合(MR)ワクチンを使用することになる。

 このほか、職員給与費や議員報酬等経費も歳出予算として計上された。

 12月補正予算案の総額は35億1800万円。補正後の総額は5940億6100万円となる。

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