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青山学院大学 チーム全員で「完全優勝」へ 箱根駅伝で絆つなぐ

スポーツ

公開:2021年1月1日

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原監督(前列左)とエントリーメンバーら=12月14日
原監督(前列左)とエントリーメンバーら=12月14日

 1月2日(土)・3日(日)に開催される「第97回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」(関東学生陸上競技連盟主催)を前に、淵野辺に位置する相模原キャンパスを練習拠点とする青山学院大学は、12月14日に同キャンパス内でオンラインでの壮行会と記者会見を行った。昨年覇者として掲げる目標は往路・復路ともに制する「完全優勝」。チーム一丸となり、強豪ひしめく大混戦の舞台で主役に躍り出る。

 例年は東京都渋谷区の青山キャンパス内で行われる壮行会。今年は新型コロナウイルス感染症対策として、16人の選手らの声は相模原からオンラインで届けられた。

 原晋監督はまず、今大会を「大混戦になる」と予想。「簡単には勝てない情勢だが、1年間鍛え上げた学生たちを信じている」と話し、目標を「完全優勝」に定めた。

コロナに負けない

 昨年前半は新型コロナの影響を受け大会の中止が相次ぎ、陸上競技部として思うように活動できない日々を過ごした。継続的な練習を必要とする長距離走にあってコロナ禍では走ること自体はばかられ、選手の心理状態が不安定に陥る時期もあった。しかし原監督は「走ることは悪くない。チーム全員で戦おう」と鼓舞し続けてきた。

 その言葉に応えるように、壮行会では松葉慶太副主将や昨年優勝時のメンバーである岩見秀哉選手が「全員で切磋琢磨して頑張ってきた」「4年間で一番練習できた」と仕上がりの良さをアピールした。

 「コロナに負けるな大作戦」と銘打った昨年11月の全日本大学駅伝では4位と悔しい結果に終わるも、原監督は「箱根駅伝に向けて1年の仕組みづくりをしてきた。『青山メソッド』を前回より良いペースで消化している」と自信をみなぎらせる。昨年の優勝奪還の立役者であるエース・岸本大紀(ひろのり)選手の故障の影響は少なくないが、それをカバーする厚い布陣に期待が高まる。

地元に元気を

 原監督は記者会見で拠点である相模原に触れ、「はやぶさ2も無事帰ってきました。青学も無事大手町に帰ってきます」と拳を振り上げた。淵野辺で恒例となった優勝パレードについても切望し、地元商店街・にこにこ星ふちのべ商店会には「優勝した暁にはぜひ新しい形式でのパレードを企画していただきたい」と呼び掛けた。

 神奈川県出身で相模原キャンパスに在籍している神林勇太主将は地元に対する思い入れを強調し、「皆様への感謝の気持ちを走りで表現したい。勇気と元気を届けられるように精いっぱい走り抜きます」と決意をにじませた。

今年は「絆」

 原監督は今年の箱根駅伝の作戦を「絆大作戦」と命名した。コロナ禍で希薄になりつつある「絆」。その思いを込めたフレッシュグリーンのたすきをつなぎ、「完全優勝」と連覇をかけ、栄光のゴールテープをめざす。大会は2日午前8時号砲。

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