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田名小児童が体験 郵便局・企業の協力で 心込め 年賀状制作

教育

公開:2012年1月19日

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思い思いに年賀状を書いた
思い思いに年賀状を書いた

 市立田名小学校(大里朝彦校長)ではこのほど、児童が年賀状を自作し担任教師に送る「年賀状コンクール」を開催した。例年は画用紙に絵を描くだけだったが、今回は田名郵便局の計らいと地元企業の協賛により、本物の年賀ハガキを使っての取り組みが実現。児童にとっては年賀状を書くことで、相手に心を込めてハガキを出すという、近年は機会が減った風習を学ぶ場となった。

 もともとは冬休みの宿題として画用紙に干支にちなんだ絵を描き、それを発表する場として7年ほど前から毎年開かれている同コンクール。この取り組みを聞いた田名郵便局の木下雅之局長が、過去に同校のPTA会長を務めていた縁で、「年賀状を書く風習を子どもたちに広める機会にしては」とキャンバスを年賀ハガキにすることを同校に提案。学校側が快諾したことから協賛企業を募り、同じく田名の企業3社がハガキの購入を援助した。今回は近隣の市立田名北小学校も参加したことから、2校合わせて1400枚ものハガキが全児童にプレゼントされたという。

創意工夫の跡も

 児童は冬休みにハガキを持ち帰り、それぞれ年賀状を作成。担任教師宛てにポストへ投函した。ハガキには版画や貼り絵を駆使するなど例年よりも丁寧に創意工夫した跡が見られ、年賀状を初めて出したことを嬉しそうに報告してきた児童もいた。大里校長は「趣向を凝らして相手を喜ばそうという児童の意気込みが伝わってきた。心を込めて手紙を出す喜びを知ってもらえたのでは」と話し、来年以降も継続していく考えを示した。

来週、一般公開

 今回の年賀状作品を、同校では校内展示し一般にも開放している。期間は今月23日から27日まで。「辰」にちなんだ子どもたちの力作を見に行ってみては。詳細は同校【電話】042・762・0170まで。
 

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