神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

市HP(ホームページ) 「見やすさ」配慮し一新 情報格差の是正に工夫

公開:2013年1月31日

  • LINE
  • hatena
視覚や聴覚だけに頼らない情報提供を目指す
視覚や聴覚だけに頼らない情報提供を目指す

 相模原市は2013年度中に、高齢者や障害者に配慮した市公式HPへリニューアルすることをこのほど発表した。動画や字幕などに工夫を凝らし、どの利用者も等しく情報が得られるページ作りを進めることで、市民の情報格差の是正に乗り出す。

 市HPのリニューアルは5年ぶり。これまで、「文字が見えづらい」「視覚障害者用の音声読み上げソフトが使えないページがある」といった声が寄せられていた。これを受け市では、システムの入れ替えを行い、JIS規格に基づくウェブアクセシビリティ(利用しやすさ)の向上に注力する。高齢者や障害者に配慮した設計を行うウェブアクセシビリティの方針の策定は現在、国や自治体等公共機関のウェブサイトにおいて急務とされており、横浜市や川崎市などもすでに取り組みの方針をHP上で公表している。この流れの中で市は、「情報をいかに簡単に提供するか」の観点で現状を分析。読み上げソフトに配慮した表現を工夫したり、画像の情報を示すテキストを記述するなど、より内容が伝わりやすいHP設計に努めていく。

 現在、市HPの一カ月のアクセス数は約24万件。延べ1万ページを保有しており、全てのページに対処を盛り込むことは困難だという。そこで、どのページのニーズが高く、早期改善の必要があるかの取捨選択が大きな課題となりそうだ。市民の意見を取り入れるためアンケートも実施(〜2月15日)しており、担当課では「情報格差解消への的確なニーズの把握に努めたい」と話している。
 

さがみはら中央区版のトップニュース最新6

災害対策拡充に重点

相模原市

災害対策拡充に重点

総合計画推進プログラム

5月2日

自転車振興を後押し

スルガ銀行

自転車振興を後押し

市と連携、独自イベントも

5月2日

障害者へ「合理的配慮」

障害者へ「合理的配慮」

民間義務化も周知に課題

4月25日

4日、5日に大凧まつり

4日、5日に大凧まつり

本番向け、準備着々

4月25日

過去最多53万人来場

市民桜まつり

過去最多53万人来場

市制70周年 華やかに彩る

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook