市内で最も古い小学校の一つである上溝小学校(上溝)が来年度創立150周年を迎えるにあたり、記念事業を実施するための実行委員会が設置された。5月10日、同校体育館で第1回の会合が開かれ関係者らおよそ70人が集まった。2023年10月の記念式典などに向け活動をスタートした。
明治元年始まり
上溝小は1868(明治元)年に開かれた私塾を始まりとし、1873(明治6)年、上溝学校と改称されその歴史が始まった。
このほど設置された150周年記念実行委員会は、学区市民および学校関係者で祝賀をすることを目的に、「在校児童ら子どもたちの将来を展望する」としている。歴代のPTA会長、地元関係者、PTAのOB・OG、現PTA、歴代校長、現役教職員、合計73人で構成される。2021年度から準備委員会が組織されていた。
実行委員長には同校の近隣にある寶光寺の住職、宮崎哲朗さんが選出された。会合であいさつに立った宮崎さんは「自分が小学4年生のとき、創立100周年を迎えた。その20年後の120周年のとき、父親が周年記念事業の実行委員長を務めた」とこれまでの「縁」を説明したのち、「子どもたちが上小で良かったと思えるような事業にしたい」と意気込みを語った。
実行委員会では今後、【1】記念式典、記念祝賀会、【2】記念誌、【3】記念行事の3つの取り組みをそれぞれ形にしていく。記念式典は23年10月に市民会館での開催を計画。記念誌は120周年記念誌以降の30年分を中心にまとめる予定で、記念行事では来年度在籍しない6年生のために今年度中に行うプレ講演や来年度の本講演を企画している。
直近の活動としては150周年ホームページの開設、寄付金の募集、150周年便りの発行などが予定されている。
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